2000年9月~12月 月間自然良能から要約
現在の藤井定義さんお状況は、当人の言葉でいえば、「二年前、真っ暗なトンネルの内で絶望感にさいなまれながら、脱出口を探していたころに比べると、今は日本晴れの秋空を長江、おいしい空気を吸い爽快な気分を味わっています。
体調もしごく良く、趣味の旅行、庭いじり、ゴルフなどを満喫しています。これもみな、故五味雅吉先生の著書に接し、明石支部の濱田先生をはじめスタッフの皆様の賢明な治療のおかげと、心より感謝しております」ということである。
その言葉だけで私には充分であると思っている。
明石支部 濱田 勝良
4。いま改めて健康であることに感謝する。
99年9月9日
今日も一時間ほど歩いたが、筋の張りによる痛みは全くといっていいほど感じなかった。
ただ、ちょっとしたこりは、臀部、大腿部の裏側。膝の裏側、ふくらはぎ、足首の五か所のうち2,3か所に出る。
左下肢の痺れはかなり軽くなっている。
中腰やかがんでの草むしりなどをすると、まだつらいようだ。
ゴルフも1ラウンドまわると大腿部の裏側に軽い張りをおぼえた。だがプレイには支障はなかった。すこしずつだが手応えが感じられる。
9月29日
9月中旬以降は、ほとんど筋の張りはなく、たまたま軽いシビレをおぼえるのみである。
一日平均歩行数12200歩。歩行中に部分的に軽い張りと少々痺れを感じることがあった。
骨盤調整治療3回(累計回数77回)
フィットネスクラブ15回(累計回数182回)
仏座りも5分から15分へと長く座っておられるようになった。
歩くのに必死だったのが、いまでは楽しむようになった。
10月5日
西国三十三か所巡りに出る。
兵庫、大阪、京都の五か寺をまわることにした。
車を駆ってであるが、運転中を別にすれば、左下肢をなんらきにすることもなく、普通の状態で参拝ができた。
10月10日
「サイクルスポーツ・フェスティバル」のグラウンド内での交通整理のために、7時何ほど、ほとんど立ちっぱなしであったが、軽い張りを覚えた程度で、なんの障りもなかった。
10月12日
立食パーティ。約一時間半ほど立ちづめであった。昨年のこのパーティではバラコンバンドを巻き付けて、なんとか過ごすことができたのであったが、今回は長時間立ったままでも、左下肢のことはまったく気にせずなんの障りもなかった。
10月15日
西国三十三か所巡り。
滋賀の六ケ所の寺々を廻った。が5日の時と同じで特に支障はなかった。
10月22日
四国八十八か所巡り。
近辺の西国筋の由緒ある寺々をあるていど廻ったら本場の四国の霊場を巡ってみたくなった。
本当は歩いて霊場を巡りたかったが、今回は巡礼のバスツアーに参加して行った。
バスは快適で、シートはクッションなしでも長時間掛けられるようになっていた。仏座りも30分程度はできるようになっていた。
10月28日
一日平均歩行数11200歩
一時間歩いても、張りや痺れを感じなくなった。
骨盤調整治療3回(累計回数80回)
フィットネスクラブ11回(累計回数193回)
11月1日
軽自動車の運転を、エアークッションを使わなくても可能になった。仏座りもできるようになった。
11月3日
「99年明石海峡ウォークラリー(11㎞コース)」に参加する。
2時間10分を要して踏破した。
軽い疲れが出た程度で、なんの障りもなかった。改めて自信がわいた。
11月7日
「第六回明石市長杯」ゴルフ大会に出場する。
昨年の大会にも出場したが、その時は1ホール毎に休んでいたものだが、今回は左下肢はなんの障りもなく、通常と何ら変わらずプレイができた。当然スコアも良かった。
好きなゴルフがびくびくしないでできる。頑張った甲斐があったというもので、そんな自分自身を誇らしく思った。
11月13日
「第六回明石市長ペンタク大会」に参加する。
左右下肢の違和感はまったく感じなかった。よくいろんなイベントに参加するものだが、当初は自分の身体の状態を確認したいという思いが主体だったが、いまでは楽しいのだ。
そんな私のよろこびを確認するために出ているようなものだ。
11月14日
ニュージーランド旅行。今回も楽しい旅になりそうだ。
11月22日
ニュージーランド旅行から帰る。
立っても、歩いてもまるで違和感がなく、足が悪いということをすっかり忘れてしまっていた。
11月25日
車の運転にエアークッションを使わなくてもいいようになった。
また、バスや飛行機に長時間乗っても特に気にすることもなくなった。
通常の人と同じように振るまえることが非常にうれしい。
一日平均歩行数9800歩
骨盤調整治療3回(累計回数83回)
フィットネスクラブ9回(累計回数202回)
12月10日
月の初めのころより、ウォーキングのスタート時には左右下肢に少し違和感があったが、15分から20分くらい歩くと違和感がまるでなくなった。正常になったということである。
ゴールが見えてきたようで、濱田先生もそのようなことを言われた。先生の一所懸命な治療のおかげであろう。
「感謝」という言葉は月並みだが、今はその言葉しか浮かばない。
ただ中腰になったり、腰を曲げたりするときに、たまに軽いシビレが出る時がある。もう一息、頑張ろう。
12月24日
骨盤調整治療2回(累計回数85回)
フィットネスクラブ11回(累計回数213回)
本日をもって、治療日誌を終わりとしようと思う。
今、改めて自分で記したものを読み返すと、年甲斐もなく維持を張ってがむしゃらにやってきたものだと、そんな自分自身をいたいたしくも感じる。と、それゆえ頑張ってこれたのだろう。
治療は終わったが、これからもバラコン運動とウォーキング、それに筋力維持のトレーニングは欠かさず続けていこうと思っている。
付記
98年3月に発症して2年間の治療経過を記してきたが、手術もせずによくここまできたものと感無量である。
その後も腰回し運動、ウォーキング、筋力トレーニングを欠かさず肥満度はようやく正常になった。
体調もしごく良く、趣味の旅行、庭いじり、ゴルフを楽しみ、ボランティア活動も行って多忙な日々を送っている。
それもすべて自然良能会の前会長、五味雅吉先生の著書に出会い、そして明石支部の濱田勝良先生やスタッフの皆さんの懸命な治療のおかげがあればこそである。心より感謝している。